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高金利通貨はハイリスク通貨
高金利通貨はハイリスク通貨!?
「高金利通貨は魅力」という」言葉を見かけることも多いはずです。たしかに高金利は魅力的に見えます。
FX業者の広告のなかには、貯金感覚で多額のSPが得られるような印象を与えるものまでありますが、世界のどこへ行っても、「ローリスクでハイリターンの取引」は存在するわけがありません。
高いリターンの裏には、必ず高いリスクが潜んでいることを忘れてはいけません。FXで多くのスワップポイント(SP)を獲得できる高金利通貨は、その分ハイリターン通貨といえるのです。
そこで高金利通貨が「なぜ金利が高いか」を難しいことは抜きにして簡単に説明していきましょう。
たとえば、お金を借りるにしても、銀行より消費者金融で借りるほうが、借入金の利率が高いのは当たり前のことになっています。
その理由は、消費者金融は誰にでも貸す分、貸し倒れのリスクを貸出金利に上乗せしてリスクヘッジしているからです。一方、銀行はより厳しい審査を行って、返せなさそうな人には貸さなかったり、少し高い金利でないと貸し出しません。
貸し手側から見て、リスクが高い人には、高い金利をもらわないと割りに合わないからです。
つまり、難しい理屈を抜きにして一言でいうと、「ハイリスクなものは金利が高くなる」のです。これは金利を考える上での原則です。
これをFXに置き換えると、「リスクが高い通貨だから、そのぶん高いSP(金利)がもらえる」ということになるでしょうか。

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悲劇的な高金利通貨 アイスランド・クローナ
その実例が北欧の国アイスランドの通貨クローナです。
FXを取引する人にも人気が高かったアイスランドクローナもかつては高金利通貨の代表格としてSP狙いの人から人気でした。しかし、サブプライムローン問題を発端に為替市場が不安定になると高金利通貨の代表格であったアイスランドクローナは大きな影響を受けました。
08年4月には、日本円との金利差が約15%もありましたが、08年10月1日に金融危機の影響でアイスランドが国家破たんの状態に。その影響から日本で唯」のアイスランドクローナのカバー先金融機関であるサクソ銀行が、アイスランドクローナ取引の停止と残存ポジションの強制決済を行ったのです。SP狙いの取引をしていた人は、ロスカット」フインとは関係なしに、強制決済をされてしまったことにより、多く損失を被りました。
それまでの為替の動きをみると、07年11月にーアイスランドクローナー=1,9円台だったものが、08年3月末には1,4円台に。さらに09年1月には0,72円程度まで暴落しています。ここまで暴落すると、いくら金利が付いても、為替差損が大きすぎて、SP狙いは成立しません。
SPを得ることを目的にすると、「買い」からの取引に限定されてしまいます。SP狙いの人は、SPを支払う逆の取引を避ける傾向があるようですが、SPによる証拠金の増減より、為替変動による証拠金の増減は、はるかに大きいことを忘れてはいけません。
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